庭のお医者さんに教えてもらう

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2020-08-07から1日間の記事一覧

樹木医師の盆栽に魅せられて、其ノ四

黒松の盆栽、新芽が先から枯れてきます。 考えられる理由は、去年まで畑に地植えしていました。畑に撒いた除草剤がかかったか、もしくは、根から雑菌が入ったと思われます。 黒松や杉によくハダニが発生して古葉が黄色くなることがありますが、ハダニで新芽…

樹木医師の、のんびりとした田舎暮らしの休日、其ノ三

今日は家にある材料で延段(のべだん)を造ろうと思います。瓶はお爺さんの家にありました。 植木屋の知恵袋 延段・・・石園路の名称、面の平らな割石、玉石、板石などで道端に敷きつめること。 まずは、瓶を水鉢風に利用します。水鉢の添えるコツは前の方を少…

樹木医師の我が家のコンクリート仕事

ガレージを道具置き場にしていましたが、車を止めるようにしたいと思い、梅雨の晴れ間に家にある材料でDIYしました。買ったのはセメント2体と面木1本だけです。後は家にある材料を利用しました。 電動工具類は私がDIYで作った小屋にまとめ、他の道具は近くの…

日本庭園が100倍楽しくなります

庭石組を中心に構成された庭を枯山水庭園と呼びます。 枯山水庭園は水のない庭のことで、水を用いずに石や砂などにより山水の風景を表現する庭園様式です。抽象的な表現の庭が室町時代の禅宗寺院で特に用いられ発達しました。西芳寺、大徳寺、龍安寺が有名で…

樹木医師の除草剤の作り方と散布をする時期

令和2年4月30日 何も作っていない畑に除草剤を散布しました。 5月15日 ほとんど枯れていますが、一部枯れていません。青々しているのは「スギナ」です。「スギナ」を枯らすには、除草剤の液を25倍で希釈して作りますが、わざと100で希釈して散布しました。 …

樹木医師のアジサイのつぎ木

ユキノシタ科アジサイ属/落葉低木(高さ1~2m) 梅雨時期に咲く花として親しまれています。アジサイは、ガクアジサイから変化した園芸品種です。ガクアジサイは中央に種子を結ぶ両性花があり、周辺部に飾り花がつきます。花全体が飾り花となったのがアジサイで…

樹木医師のさし木は親木のクローンです!!

はじめに 奇麗な斑入りの葉。子孫を残すために、その樹木のタネをまいても、緑色のに葉に戻ってしまうか、分離してしまいます。それを残したい場合には必ずさし木、取り木、接ぎ木をしなければ、奇麗な花色、葉の大きさ、斑入の葉など、タネでは親の良い所が…

樹木医師の盆栽に魅せられて、其ノ三

本では、7月上旬は芽切りすると、書いてありますが、芽切りを遅くにおこなった場合、2番芽がすごく小さい場合があります。逆に早く芽切りをおこなった場合、2番芽が大きくなりすぎて、観賞価値がなくなることがあります。 この黒松の盆栽は、今年の3月に畑…

樹木医師の盆栽に魅せられて、其ノ二

【松の短葉法の発見】 黒松は昔、葉がながすぎて、盆栽としての魅力がなかったらしいです。 ある時、新芽が虫に食害されて、芽がなくなったらしいです。1ヶ月ほどたったある日、とれた新芽の後に二番芽が出て、そんままにしていたら、何とか秋に短い葉の芽が…

樹木医師の、のんびりとした田舎暮らしの休日、其ノ二

この場所のスギゴケは何度張り替えても半年ほどで枯れてしまします。 西日がキツイのとシャッターの照り返しもだめでしょうし、海が近いので風で塩が上がってくるのか、なにかあるのでしょうが、何が原因かはよくわかりません。 今日は畑のスギゴケを採って…

樹木医師の、のんびりとした田舎暮らしの休日

p>今日は天気もいいんで、近くの海で流木をひろいたいと思います。 写真で取りませんでしたが、海岸はゴミが凄く多いです。困ったものです。 大陸からゴミがながれてきます。 地元の住民は定期的にゴミ掃除をしていますが、減る事はなく、増える一方です。黄…

樹木医師の盆栽に魅せられて

はじめに 自分好みの黒松を一から仕立ててみようと思い、昨年近くの海岸で、20~30㎝程の黒松、数本を採取して、畑に植えました。 気の遠くなる話です。その中の一本は盆栽に仕立てようと思い鉢に植えました。これも気の遠くなる話です。 この度、昨年畑に植…

樹木医師の昔の日本人はどんな野菜を食べているの?まとめ其の二

私が育てているトマト 【すいか】 原産は、熱帯アフリカのサバンナ地帯や砂漠地帯です。リビアでは5000年前の集落の遺跡よりすいかの種がみつかっています。エジプトでは4000年前の壁画にすいかが描かれていて、ツタンカーメンの墳墓からは、すいかの種が発…

樹木医師の昔の日本人はどんな野菜を食べているの?まとめ其の一

我が家で作ている、きゅうり 【アスパラガス】 ヨーロッパでは紀元前から食用にされていました。日本では、江戸時代にオランダ船から鑑賞用として持ち込まれ、食用として栽培され始めたのは明治初期です。本格的な栽培は大正時代からで、輸出用のホワイトア…