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樹木医師の除草剤の作り方と散布をする時期

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令和2年4月30日 何も作っていない畑に除草剤を散布しました。

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5月15日

ほとんど枯れていますが、一部枯れていません。青々しているのは「スギナ」です。「スギナ」を枯らすには、除草剤の液を25倍で希釈して作りますが、わざと100で希釈して散布しました。

25倍で希釈すると、かなりの除草剤を必要ですが、一部の「スギナ」の為に濃い除草剤はもったいないので、一回目の散布は100倍で残った草は、草の種類にあわせて除草剤希釈して作るほうが経済的です。

 

【散布液の作り方は簡単です】

 

・水量:5ℓの場合 100倍=原液50㏄ 50倍=原液100㏄ 25倍=原液200㏄

・散布できる広さ:100㎡/30坪

・水量:10ℓの場合 100倍=原液100㏄ 50倍=原液200㏄ 25倍=原液400㏄

・散布できる広さ:200㎡/60坪

・水量:15ℓの場合 100倍=原液150㏄ 50倍=原液300㏄ 25倍=原液600㏄

・散布できる広さ:300㎡/90坪

・水量:20ℓの場合 100倍=原液200㏄ 50倍=原液400㏄ 25倍=原液800㏄

・散布できる広さ:400㎡/120坪

・水量:100ℓの場合 100倍=原液1ℓ 50倍=原液2ℓ 25倍=原液4ℓ

・散布できる広さ:2.000㎡/600坪

※10a=1.000㎡=300坪=10畝(せ)=1反(たん)

※1a=100㎡=30坪=1畝(せ)

 

『竹を枯らす』

6~11月に竹に穴をあけスポイトで現役を10㎖を注入します。穴はガムテープ等でしっかりと蓋をします。枯れるまで3~8ヶ月かかります。

 

『木を枯らす』

切った、新鮮な切り株の切り口に原液または2番液を十分に塗布します。

切る前に枯らす方法は地上30㎝の高にドリルで、7~8㎝間隔で2~10以上(幹の太さによる)、深さ数センチの穴を開けて、原液または2倍液を穴に1㎖ずつスポイトで入れます。開花期以降あるいは7月~11月がお勧めです。

 

『スギナ』

25倍液を4月~6月に、ジョウロや噴霧器でていねいに散布します。

※スギナが生え揃った時期に散布します。夏場の黒ずんだスギナには効果が劣ります。

 

『ササ・ススキ・セイタカアワダチソウ・クズ・ツユクサヤブガラシドクダミ』などの多年草

50倍液を4月~10月に、ジョウロや噴霧器でていねいに散布します。

 

『ギシギシ・ヨモギ・チガヤ』など一般的な雑草

100倍液を生えている時に、ジョウロや噴霧器でていねいに散布します。

 

 【使用時期の目安】

4月~10月に伸びた雑草に散布します。雑草の生育期がまき時です。