樹木医師のモグラ退治
畑にはモグラの巣を作られたことはありましたが、屋敷にモグラの巣を作られたのは初めてです。さすが、ど田舎。屋敷周りなので駆除します。
初めてのモグラ駆除なので、まずは敵(モグラ)の事を調べました。
【モグラの習性】
・モグラは1度作った通り道を何度も利用して餌を探す。潰れた通り道は修復して利用する。頻繁に利用する道、とそうでない道がある。
・モグラは光に弱いことは無く、日中でも地上で行動できるが、ほとんどを地中で生活する。
・地中に巣を作り、食糧庫や水を貯蔵している。
・聴覚、嗅覚が発達している。目は退化していてほとんどを見えない。
【モグラの被害】
・トンネルを掘って植物の根を取ってしまう。
・植物の生育が悪くなる。
・作物を傷つけたりする。
・畑に必要なミミズを食べてしう。
【モグラの餌】
・ミミズや昆虫を食べる。
敵(モグラ)の事が解かってきました。
モグラ退治を連想した時、まっさきに祖父さんが畑にペットボトル風車を作っていたのを思い出しました。しかし、それは何十年も昔の話。近年は良い駆除の方法があると思い、ホームセンターに探しに行きました。
トンネルをの入り口が見えています。この様な穴が数ヶ所確認できます。植えたリュウノヒゲが、モグラのトンネルで根を傷つけられます。
ホームセンターに行って驚きました。モグラ駆除関連商品が多いこと。どれにするか迷うほど商品があります。それだけ、田舎はモグラの被害が著しいということなのでしょうが。
どの商品も基本、強烈な臭いでモグラ寄せ付けないというタイプがほとんどです。畑で使用するケースが多いせいか、人の健康に被害がない自然由来のもの多いです。どの商品を選ぶか迷いましたが、私が選んだのは下の写真の商品を選びました。モグラの嫌がる臭いで忌避するものです。選んだ理由は、製造会社の他の商品を使用したことがある事と、金額がリーズナブルな価格が決め手でした。
錠剤タイプで、一回の処理で約3ヶ月間忌避が持続します。と書いてあります。
使用方法は、モグラの侵入を予防したい場所の周辺を囲むように、地面に30~60㎝間隔で深さ20㎝の穴をあけ、本剤をひと穴に2錠ずつ埋めます。とあります。
この様な粒剤になっています。匂いは、思っていたほど強烈な臭いではなく科学的な、薬品の臭いがします。好き嫌いはあるでしょうが、私は、鼻につく臭いではありませんでした。
モグラは1度作った通り道を何度も利用して餌を探す。潰れた通り道は修復して利用する。頻繁に利用する道、とそうでない道がある。ということなので、確認できるトンネルの入り口数ヶ所、トンネルを数ヶ所掘って粒剤を2錠ずつ入れました。
穴はふさぎましたが、埋設した所に近ずくと匂いが少ししますが、気になるほどではないです。手袋に付いた匂いは、洗えばすぐにおちました。
駆除作業から、1週間が経ちました。
今のところ、新たに掘った形跡はありません。
匂いは近ずくとします。